きなこ
みんなどのれくらい貯金してるのかな?
もふ吉
とても気になりますよね。
今日は世代別の貯金額を見ていきましょう
ふとした瞬間に気になるこの疑問。自分の貯金額が少ないのか、多いのか…判断する基準がないと不安になりますよね。
本記事では、最新のデータをもとに、10代〜60代までの年代別の平均貯金額・中央値・貯金ゼロ世帯の割合などを詳しく解説。
あなたの“今”と照らし合わせながら、貯金の目標や改善ポイントを見つけていきましょう!
この記事を読むとこんなことが分かります
- 20〜60代の平均・中央値・貯金ゼロ世帯の割合がひと目でわかる
- 世代ごとの貯蓄の実態と傾向を踏まえた“自分に合った貯金法”が見えてくる
🏦 世代別の貯蓄額まとめ表(2024年調査データを参考)
世代 | 平均貯蓄額 | 中央値(真ん中の値) | 貯金ゼロ世帯の割合 |
---|---|---|---|
20代 | 約339万円 | 約200万円 | 約36% |
30代 | 約697万円 | 約390万円 | 約24% |
40代 | 約1,132万円 | 約500万円 | 約26% |
50代 | 約1,684万円 | 約810万円 | 約24% |
60代 | 約2,317万円 | 約1,270万円 | 約20% |
こちらが20〜60代貯蓄額の平均・中央値・ゼロ世帯をまとめた表になります。
世代が上がるごとに貯蓄額が増えているのが分かりますね。
一方でどの世代でも貯蓄ゼロの世帯が20%以上います。
もふ吉
平均額と中央値ではかなりの差がありますね
🔍平均額と中央値、どちらを見るべき?

✅ 平均値とは?
- データの合計を、データの数で割ったもの。
- つまり「全員の数字を足して、人数で割った“平均的な数値”」です。
✅ 中央値とは?
- データを小さい順に並べたときの真ん中の値です。
- 一部の大きな金額(または極端に小さい金額)の影響を受けにくいのが特徴です。
✅ 目安にするのは中央値
- 平均値は、一部のお金持ちが数字を引き上げてしまうことがあります。
- 中央値は、“多くの人がどのあたりにいるのか”をリアルに知るのに向いています。
🔍世代別 貯蓄ゼロ〜100万円以下の割合
年代 | 貯金ゼロ世帯の割合 | 貯蓄100万円以下の割合(ゼロを含む) |
---|---|---|
20代 | 約36% | 約54% |
30代 | 約24% | 約42% |
40代 | 約26% | 約34% |
50代 | 約24% | 約29% |
60代 | 約20% | 約23% |
(出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 」)
こちらの表は、20〜60代の“貯蓄ゼロ〜100万円以下”の割合を示しています。
20代では半数以上が貯蓄100万以下となります。
🔍世代別貯金の傾向と特徴

20代:若いうちから貯める層とゼロ貯蓄層に二極化。貯金習慣のスタートが分かれ道。
30代~40代:子育てなど支出が増える一方、平均・中央値とも上昇傾向。
50代以上:退職金や子供独立後の貯蓄が反映され、貯蓄額が伸びる。ただ、貯蓄ゼロ世帯も一定存在。
貯金ゼロ世帯の割合が各世代で2〜3割と高めである点は、注意すべきポイントです。
🔍データから学べる貯金のヒント

- 中央値を目安に貯蓄目標を設定
→ 自分の世代で「ふつうの貯蓄額」を押さえておく。 - 貯蓄ゼロの状態をまずは脱出
→ 先取り貯金を習慣化。毎月の予算に初めから組み込む。 - 早めのスタートが成果に直結
→ 若いうちから“積み上げ”ていくことで安心的な資産形成が可能に。
まとめ

世代別の平均・中央値・ゼロ貯蓄割合から、自分の状況が客観的に見えてきます。
平均だけで判断せず、中央値を参考に現実的な目標を持つのが大切。
早いうちに貯蓄習慣をつけることで、長期的に安心できる家計づくりが可能です。